2017-01-11
お久しぶりです、Kです。
先日無事卒論を提出しました。
これでしばらくは晴れて自由の身です(?)
実は6日の時点で出したけど出してすぐに人間性をダクソ3に捧げててな……
卒論について
卒論のタイトルは
「シリアスゲーム研究に関するゲームの提案 ――古典的ゲームモデルと〈言語ゲーム〉論の下で――」
という感じになりました。しかし半分くらい嘘です(何
目次と引用文献は以下の通りです。
目次
- はじめに
- 対象読者について
- 1章 序論
- 1-1.問題意識
- 1-2.定義
- 1-3.本稿の構成
- 2章 「ゲーム」の概念再考
- 3章 学問論・科学社会学
- 4章 「ゲーム学」再考
- 終章 「シリアスゲーム研究」再考
引用文献
- Caillois Roger・多田 道太郎・塚崎 幹夫.,1973, 『遊びと人間』講談社.
- Huizinga Johan・高橋 英夫,1973, 『ホモ・ルーデンス』中央公論社.
- Juul Jesper・松永 伸司,2016, 『ハーフリアル』ニューゲームズオーダー.
- Luhmann Niklas・佐藤 勉,1993, 『社会システム理論』恒星社厚生閣.
- Parsons Talcott・稲上 毅・厚東 洋輔,1976, 『社会的行為の構造』木鐸社.
- Salen Katie・Zimmerman Eric・山本 貴光,2011, 『ルールズ・オブ・プレイ : ゲームデザインの基礎』ソフトバンククリエイティブ.
- Wittgenstein Ludwig・黒崎 宏・杖下 隆英,1976, 『ウィトゲンシュタインとウィーン学団 . 倫理学講話』大修館書店.
- 井上 明人,2012, 『ゲーミフィケーション : 「ゲーム」がビジネスを変える = Gamification』NHK出版.
- 今田 高俊,1987, 『モダンの脱構築 : 産業社会のゆくえ』中央公論社.
- ————,1986, 『自己組織性 : 社会理論の復活』創文社.
- ————,2005, 『自己組織性と社会』東京大学出版会.
- 大沢 真幸・吉見 俊哉・鷲田 清一・見田 宗介,2012, 『現代社会学事典 = Encyclopedia of Contemporary Sociology』弘文堂.
- 松本 三和夫(1953-),2012, 『構造災 : 科学技術社会に潜む危機 / 松本三和夫著』岩波書店.
- 橋爪 大三郎,1985, 『言語ゲームと社会理論 : ヴィトゲンシュタイン・ハート・ルーマン』勁草書房.
- 藤本 徹,2007, 『シリアスゲーム : 教育・社会に役立つデジタルゲーム』東京電機大学出版局.
(他にも参考にした文献はあるのですが、ちょっとRefworksの中身が残念なことになっているのでひとまず引用したものだけを)
なに? シリアスゲームの語がほとんど出てこない? だから半分くらい嘘だと
目次を見ての通り、卒論書く労力の大半を社会システム理論方面の説明に回しています。僕もまさか社会システム理論に手を出す羽目になるとは思ってませんでしたよええ
シリアスゲームの先行研究をまとめる基準をどう置こうかなーと迷走しまくった結果、こんな感じになりました。
結果としてシリアスゲームの先行研究まとめまで至らなかったのはちょっと本末転倒な気がしますが、まあ所属学科的には(社会学専攻です)問題は無いので……(遠い目
ちなみに3章以降ほとんど節が無いのはどう見てもペース配分ミスでした、本当にありがとうございました。
公開するにはクオリティがちょっとアレなので、公開はしません/できません。。。悪しからず。
目次と参考文献見ながら中身想像してもらえれば。。
あ、今田高俊氏の自己組織性論はとても面白かったですよ、特に根拠ないですけどオススメしておきます。
個人的にはちゃんと供養したいなと思っているけどいつになるだろうか……
しばらく卒論休みで遊び呆けます(パソコン開くのも5日ぶり)、まとめのまとめがまだ終わってないですが気長にお待ち下さい~ノシ
それではまた次の機会に。