ハーフリアル紹介-まえがき
『ハーフリアル』について、各章ごとの簡単な紹介をまとめました。
学生の人にはゲーム研究の入り口として、また社会人の人にはゲーム研究を実務に活かす切り口として、参考になれば幸いです。
ここでは、「あらすじ」の章について紹介します。
簡単な紹介
研究の動機や問題設定について解説。
ビデオゲームの定義や楽しさの理由、ゲームのシステムと世界観の関係を論じていくらしい。
どれも個人的には興味深い内容です。
特にシステムと世界観(本書内では「ルール」と「フィクション」)の関係については、最近見た目派手なのに比べて中身雑だなーと(個人的に)思うようなゲームが増えたので、そのバランスを取るにはどうすればいいかの手がかりが得られそうで楽しみです。
(まあ自分はゲーム業界の人間というわけではないので、ただ遊ぶ際の観察眼を養える~程度の楽しみですが)
一方でビデオゲームの定義については、個人的にはまだその重要性を理解できていない=うまく言語化できていないので、本書を読むことで言語化できるようになりたいです(本書を読むようアドバイス頂いた方からも言われたように、重要であること自体は間違いないのでしょうが)。
特に、定義をすることが、面白さの分析をすること、そしてゲームのシステムと世界観の関係を論じることにどう影響をあたえるのか(どんな拘束条件になるのか等々)が分からないので、本書を読むに当たってはそこを注意して読んでいきたいと思います。
(ここ言語化できないと、院に入ったあと自分の研究を説明するにあたって首が絞まりそうな気がするので……^^;)